【RICOH GRⅢ】イメージコントロールでソフトモノトーンにした作例は?【銀座】

イメージコントロール

RICOH GRⅢは、コンパクトながら高い描写力と多彩な表現力を持つカメラとして多くの写真愛好家に愛されています。

特にその魅力の一つが、撮影した画像に様々な仕上がりを演出できる「イメージコントロール」機能です。

GRⅢには、モノクロ写真を撮影するための4種類のイメージコントロール(モノトーン、ソフトモノトーン、ハードモノトーン、ハイコントラスト白黒)が搭載されており、さらにHDR調のモノクロも加えると5種類ものモノクロ表現が可能になっています。

その中でも今回注目したいのが「ソフトモノトーン」です。ソフトモノトーンは、どことなく硬い印象になりがちなモノクロ写真を、柔らかくソフトな印象に仕上げてくれるイメージコントロールです。

都会の喧騒と洗練された雰囲気が共存する銀座の街並みを、このソフトモノトーンでどのように表現できるのか、実際の作例とともにご紹介していきたいと思います。

銀座の洗練された建築物や人々の往来、路地裏の隠れた表情まで、ソフトモノトーンならではの柔らかな描写で切り取った世界をお楽しみください。

また、撮影時の設定やポイントについても触れていきますので、GRⅢユーザーの方はもちろん、これからGRⅢの購入を検討されている方にも参考になれば幸いです。

使用機材

こちらのRICOH GRⅢを使用しています。

GRⅢのバッテリーは消耗が早いので、予備バッテリーは持っていた方が安心です。

チャージャーも用意しておくと充電しやすくて非常に便利ですね。Type-Cでできます。

夜景を撮る時のおすすめ撮影設定

夜景を撮る時は以下のような設定にしています。

撮影モードM(マニュアル)
シャッタースピード1/50
絞りF2.8
ISO感度オート(上限3200)
ホワイトバランスオート
イメージコントロールスタンダード(後からカメラ内現像で変更)

夜のストリートスナップを撮るのには、駆動性が重要だと考えます。

GR3の電源オンから0.8秒の起動時間を活かしつつ、街の良いと思った瞬間を逃さず収めるには、ある程度決め打ちで臨んでおきたいと思い、この設定にしています。

一方、ISO感度はある程度上がるのは仕方ないと踏んでいますが、上限は3200にしておきます。

イメージコントロールとは?

RICOH GR IIIの「イメージコントロール」は、撮影時に写真の仕上がりを自在に調整できる機能です。

この機能は「画像設定」と「エフェクト」を統合したもので、撮影者が求めるテイストをリアルタイムで確認しながら反映させることができます

他社との違い
RICOHのイメージコントロールは、FUJIFILMの「フィルムシミュレーション」やCanonの「ピクチャースタイル」などと同様に、アナログフィルムを意識した仕上がりが特徴ですが、特にGR IIIでは直感的な操作性と細かな調整機能が強みです。

今回の場合は「スタンダード」で撮影し、カメラ内RAW現像機能でソフトモノトーン」に変更しました。

カメラ内RAW現像の手順

RICOH GR IIIでのカメラ内RAW現像は、撮影後にRAWデータをカメラ内で加工し、JPEGとして保存できる便利な機能です。以下にその具体的な操作手順を説明します。

  1. 記録形式を確認
    RAW現像を行うには、撮影時に記録形式を「RAW」または「RAW+JPEG」に設定しておく必要があります。JPEGのみの設定では現像ができないため、事前に確認してください。
  2. 現像したい画像を選択
    カメラの再生モードで、現像したいRAWファイルを表示します。十字キーを使って目的の画像まで移動してください。
  3. RAW現像モードに入る
    再生画面でカメラ左側面の録画ボタン(またはMENUボタンから「RAW現像」を選択)を押すと、RAW現像画面が表示されます。
  4. パラメータの調整
    RAW現像画面では以下のパラメータを調整できます:
    • JPEGサイズ
    • アスペクト比
    • ホワイトバランス
    • イメージコントロール(例:ネガフィルム調やポジフィルム調など)
    • 明るさやコントラスト
    • 周辺光量補正(ビネッティング)など。
    十字キーで項目を選び、微調整を行います。設定内容はリアルタイムでプレビューされるため、好みの仕上がりになるまで調整可能です。
  5. 現像実行
    設定が完了したら、「OK」ボタンを押して現像を実行します。JPEGとして新たに保存されるため、元のRAWデータはそのまま残ります。
  6. 追加編集や終了
    現像後、同じRAWファイルで別の設定を試したい場合は「継続」を選択し、再度編集可能です。終了する場合は「終了」を選びます。

GRⅢでスナップを撮影した作例

銀座の街をRICOH GRⅢのソフトモノトーンで切り取った作例をご紹介します。

ソフトモノトーンは通常のモノクロよりもコントラストを抑え、中間調を豊かに表現できるのが特徴です。銀座の洗練された建築物や人々の動き、光と影のコントラストが織りなす都会の風景が、どこか懐かしさを感じさせる柔らかなモノクロ写真として蘇ります。

高級感あふれる銀座の街並みも、ソフトモノトーンによって新たな魅力を放つ姿をお楽しみください。

GR3が気になったら…レンタルもおすすめ

RICOH GR3は、その高い性能と携帯性から、多くの写真愛好家に支持されているカメラです。

しかし、購入を検討する際、「自分の撮影スタイルに合うのか?」「本当に満足できるのか?」といった不安を感じる方もいるのではないでしょうか。

そんな方には、購入前にレンタルで試してみることをおすすめします!

レンタルのメリット

  • 購入前にじっくり試せる
    実際に手に取って撮影してみることで、GR3の操作感や画質、携帯性が自分に合うかどうかを確認できます。
  • コストを抑えられる
    高価なカメラをいきなり購入するリスクを避け、少ない費用で気軽に試せます。
  • 特定のシーンで使いたい場合にも便利
    旅行やイベントなど、特定の期間だけ高性能なカメラが必要な場合にもレンタルは最適です。

どこでレンタルできる?

現在、多くのカメラレンタルサービスがオンラインで利用可能です。以下のようなサービスをチェックしてみましょう。

レンタル後は購入もスムーズ!

レンタルで実際に試してみて「これだ!」と思ったら、そのまま購入を検討すれば失敗が少なくなります!

高価な買い物は失敗したくないですよね。まずは試してみるのも手です!

changkama

Japan,Tokyo
GRIIIを買った筆者が、旅行や散歩で撮った写真やGRIIIのTipsを発信するためのブログです。
普段はライブフォトを趣味に撮っています。カメラ歴5年の趣味フォトグラファー。

changkamaをフォローする
タイトルとURLをコピーしました