【カメラ】RICOH GR IIIのメリット・デメリットは?高級コンデジの真価をレビュー!【作例あり】

レビュー

「高級コンデジ」として名高いRICOH GR IIIは、その洗練されたデザインと高性能で、多くの写真愛好家やプロの間で支持されています!

ポケットに収まるコンパクトさながら、APS-Cセンサーを搭載し、一眼レフに匹敵する画質を実現。スナップ撮影や日常の記録に最適なカメラとして、「究極のスナップシューター」とも称される存在です。

しかし、どんな製品にも長所と短所があるもの。

この記事では、RICOH GR IIIのメリットとデメリットを徹底的にレビューし、その真価を解き明かします。

購入を検討している方や、カメラ選びに迷っている方にとって、参考になる内容となっています!

RICOH GRⅢのメリット

コンパクトで携帯性抜群

GRⅢの魅力。それは一眼カメラと同じ大きさのセンサーを搭載しながら、片手で持つことが可能なほどコンパクトで携帯性に優れている点。

通勤用のカバンにも邪魔にならないサイズで、ポケットにもすっぽり入るので、お出かけの際にも写真を撮るのが楽しくなります。

機種・機材名高さ厚み重量
RICOH GR III109.4mm61.9mm33.2mm227g
SONY サイバーショット DSC-RX100M7101.6mm58.1mm42.8mm275g
FUJIFILM X100V128mm74.8mm53.3mm428g

iPhone16の重さですら170gなので、ほぼスマホ感覚で高画質の写真を撮れるなんて…

カメラを携行するハードルを極限まで下げることで、写真を撮る機会を積極的に創ることが重要だと感じます。

一眼なみの画質の良さ

コンデジと侮ることなかれ。一眼カメラなみに画質が良く優れています。

その理由は、GR IIIは一眼カメラに搭載されているセンサーと同じ大きさのセンサー(23.5mm×15.6mm・APS-Cサイズ)を採用しています。

一般的なコンデジやスマホのセンサーサイズは1型やそれ以下です。センサーサイズは大きいほど、画質が良いといえます。iPhone16でもまだAPS-Cの域にはかないません。

引用:カメラの基礎知識/カメラのイメージセンサーサイズの違いとは

暗所でも快適な撮影が可能

暗所でも驚きの画質の良さ、それはセンサーサイズの大きさが理由の一つです。

写真のザラつき(ノイズ)を抑える、独自のノイズ低減処理によって、暗い場所で高感度撮影しても高画質を実現します。

Lightroomでノイズ処理せずとも、撮って出しjpegでも快適な画質です!

撮りたい!というシャッターチャンスを逃さない速射性

街を歩いていると、撮りたい!という瞬間に遭遇します。しかしレンズ交換式の重たい一眼カメラだと、機動性が悪く撮り逃してしまうこともしばしば。

電源オンから約0.8秒の高速起動が可能なGRⅢでは突然のシャッターチャンスにも即対応できます。

もちろんそれだけでなく、ハイクオリティに仕上げてくれます。

例えば通行人が通り過ぎたエモい瞬間など、即反応できるのが最大の利点です。

  • 電源オンから約0.8秒の高速起動
  • 4段分(シャッタースピード換算)の3軸 手ブレ補正機構
  • 高速ハイブリッドAF

以上のメリットから、即起動しても手ブレを抑えたスナップ写真が撮れるという願望を叶えてくれるのです。

マクロモードで被写体ギリギリまで寄れる

街角でふと見つけたお花のように細部まで鮮明に写したい被写体には、近寄って撮影できるのも魅力です。被写体をアップにして、背景や前景のボケを楽しめます。

通常でも、イメージセンサーから被写体まで10cmの距離で撮影できますが、「マクロモード」にするとさらに寄って撮影することが可能。

マクロモードをオンにすると、レンズ先端から、6~12cmの範囲でAFを行なうことができます。

洗練されたデザイン

コンパクトで黒を基調としたデザインで、非常にモードな印象を受けます。

洗練された大人の雰囲気があり、おそらくここが一番支持されているポイントなのではないでしょうか。

最後の決め手はデザインだと私も思います。

RICOH GRⅢのデメリット

最高級コンデジだけあって高い

GRⅢの人気は過熱する一方で、入手困難なことも・・・

しかし、上記に挙げたメリットは価格以上の満足度を得られると個人的には実感しています。

ファインダーがない

機能面でデメリットを挙げるとしたら、ファインダーを覗いて撮影できないことです。

ただ、リコーが考え抜かれたデザインを実現するうえで、ファインダーは不要と判断したのでしょうから、軽さやデザイン性とトレードオフなのかもしれません。

RICOH GRⅢのイメージコントロールで現像した写真

イメージコントロール機能が便利で、こう表現したい!という感覚を直観的に叶えてくれます。

イメージコントロールは以下の通りです。

・Std / スタンダード
・Vi / ビビッド
・BW / モノトーン
・Soft BW / ソフトモノトーン
・Hard BW / ハードモノトーン
・Hi BW / ハイコントラスト
・Nega / ネガフィルム調
・Posi / ポジフィルム調
・BB / ブリーチバイパス
・Retro / レトロ
・HDR / HDR調
・クロスプロセス

ソフトモノトーン

ハードモノトーン

ネガフィルム調

不便なところもあるが…それを上回るほどのメリット

メリット・デメリットを紹介していきました。いかがでしょうか?

単焦点でファインダーがないのは最初は戸惑うかもしれません。

しかし、それを愛しつつも圧倒的に洗練されたデザインと極上の写り、そしてあえて遠回りしたくなるような携帯性。

GR3を所有しているだけでQOLが上がって毎日楽しいです!

まずはストアを覗いてみてはいかがでしょうか?

GR3を購入する前に…レンタルもおすすめ

RICOH GR3は、その高い性能と携帯性から、多くの写真愛好家に支持されているカメラです。

しかし、購入を検討する際、「自分の撮影スタイルに合うのか?」「本当に満足できるのか?」といった不安を感じる方もいるのではないでしょうか。

そんな方には、購入前にレンタルで試してみることをおすすめします!

レンタルのメリット

  • 購入前にじっくり試せる
    実際に手に取って撮影してみることで、GR3の操作感や画質、携帯性が自分に合うかどうかを確認できます。
  • コストを抑えられる
    高価なカメラをいきなり購入するリスクを避け、少ない費用で気軽に試せます。
  • 特定のシーンで使いたい場合にも便利
    旅行やイベントなど、特定の期間だけ高性能なカメラが必要な場合にもレンタルは最適です。

どこでレンタルできる?

現在、多くのカメラレンタルサービスがオンラインで利用可能です。以下のようなサービスをチェックしてみましょう。

レンタル後は購入もスムーズ!

レンタルで実際に試してみて「これだ!」と思ったら、そのまま購入を検討すれば失敗が少なくなります!

高価な買い物は失敗したくないですよね。まずは試してみるのも手です!

changkama

Japan,Tokyo
GRIIIを買った筆者が、旅行や散歩で撮った写真やGRIIIのTipsを発信するためのブログです。
普段はライブフォトを趣味に撮っています。カメラ歴5年の趣味フォトグラファー。

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