【RICOH GRⅢ】イメージコントロールでモノトーンにした作例は?【雪の関ヶ原】

イメージコントロール

雪景色が広がる冬の関ヶ原。その静寂と冷たさを、写真という形でどこまで表現できるでしょうか。

RICOH GRⅢは、そのコンパクトなボディにプロフェッショナルな性能を詰め込んだカメラです。

その中でも「イメージコントロール」のモノトーン設定は、白と黒のコントラストを鮮明に描き出し、被写体の持つ本質的な美しさを引き立てます。

本記事では、GRⅢの「モノトーン」機能を活用し、雪に覆われた関ヶ原の風景を撮影した作例をご紹介します。

雪の白さと影の黒さが織りなすコントラストは、まるで歴史の重みを感じさせるかのようです。

GRⅢならではの表現力とともに、撮影時の設定やポイントも解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

使用機材

こちらのRICOH GRⅢを使用しています。

GRⅢのバッテリーは消耗が早いので、予備バッテリーは持っていた方が安心です。

チャージャーも用意しておくと充電しやすくて非常に便利ですね。Type-Cでできます。

晴れの日のおすすめ撮影設定

以下は晴れの日の撮影設定です。

撮影モードM(マニュアル)
シャッタースピード1/250
絞りF11
ISO感度オート(上限3200)
ホワイトバランスオート
イメージコントロールスタンダード(後からカメラ内現像で変更)

起動まで0.8秒というGRⅢの利点を活かすには、「良い!」と思った瞬間に撮れるという点です。

すかさず撮っても手ブレ補正のおかげでよっぽどじゃない限りブレないのも魅力。

もっと追い込むことも出来ますが、基本的にはこの設定で据え置いておくことで、考え事を減らすことができました。

イメージコントロールとは?

RICOH GR IIIの「イメージコントロール」は、撮影時に写真の仕上がりを自在に調整できる機能です。

この機能は「画像設定」と「エフェクト」を統合したもので、撮影者が求めるテイストをリアルタイムで確認しながら反映させることができます

他社との違い
RICOHのイメージコントロールは、FUJIFILMの「フィルムシミュレーション」やCanonの「ピクチャースタイル」などと同様に、アナログフィルムを意識した仕上がりが特徴ですが、特にGR IIIでは直感的な操作性と細かな調整機能が強みです。

今回の場合は「スタンダード」で撮影し、カメラ内RAW現像機能で「モノトーン」に変更しました。

カメラ内RAW現像の手順

RICOH GR IIIでのカメラ内RAW現像は、撮影後にRAWデータをカメラ内で加工し、JPEGとして保存できる便利な機能です。以下にその具体的な操作手順を説明します。

  1. 記録形式を確認
    RAW現像を行うには、撮影時に記録形式を「RAW」または「RAW+JPEG」に設定しておく必要があります。JPEGのみの設定では現像ができないため、事前に確認してください。
  2. 現像したい画像を選択
    カメラの再生モードで、現像したいRAWファイルを表示します。十字キーを使って目的の画像まで移動してください。
  3. RAW現像モードに入る
    再生画面でカメラ左側面の録画ボタン(またはMENUボタンから「RAW現像」を選択)を押すと、RAW現像画面が表示されます。
  4. パラメータの調整
    RAW現像画面では以下のパラメータを調整できます:
    • JPEGサイズ
    • アスペクト比
    • ホワイトバランス
    • イメージコントロール(例:ネガフィルム調やポジフィルム調など)
    • 明るさやコントラスト
    • 周辺光量補正(ビネッティング)など。
    十字キーで項目を選び、微調整を行います。設定内容はリアルタイムでプレビューされるため、好みの仕上がりになるまで調整可能です。
  5. 現像実行
    設定が完了したら、「OK」ボタンを押して現像を実行します。JPEGとして新たに保存されるため、元のRAWデータはそのまま残ります。
  6. 追加編集や終了
    現像後、同じRAWファイルで別の設定を試したい場合は「継続」を選択し、再度編集可能です。終了する場合は「終了」を選びます。

GRⅢでスナップを撮影した作例

RICOH GRⅢの「イメージコントロール」機能を活用して撮影した、雪に包まれた関ヶ原の風景をご覧ください。

モノトーン設定が生み出す深いコントラストと繊細な階調表現により、冬の静寂や歴史の趣を感じさせる写真に仕上がったと思います。

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RICOH GR3は、その高い性能と携帯性から、多くの写真愛好家に支持されているカメラです。

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どこでレンタルできる?

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changkama

Japan,Tokyo
GRIIIを買った筆者が、旅行や散歩で撮った写真やGRIIIのTipsを発信するためのブログです。
普段はライブフォトを趣味に撮っています。カメラ歴5年の趣味フォトグラファー。

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