【RICOH GRⅢ】イメージコントロールでHDR調にした作例は?【みなとみらい】

イメージコントロール

皆さん、こんにちは。今回はRICOH GRⅢを使った昼間の撮影、特にイメージコントロールの「HDR調」を活用したみなとみらいの作例についてご紹介します。

RICOH GRⅢは、コンパクトながら高い撮影性能を持つカメラとして多くの写真愛好家に愛されています。APS-Cサイズの大型センサーと高性能GRレンズの組み合わせにより、ポケットに入るサイズながら驚くほど高画質な写真を撮影することができます。

GRⅢの魅力の一つが「イメージコントロール」機能です。特に「HDR調」設定は、通常の写真では表現しきれない広いダイナミックレンジを1枚の写真で表現できる優れた機能です。昼間の強いコントラストがある風景でも、明部から暗部まで豊かな階調を保ちながら、独特の雰囲気を作り出すことができます。

みなとみらいエリアは、近代的な高層ビル群と横浜の海が織りなす絶好の撮影スポットです。青空と建築物のコントラスト、海面の反射など、HDR調の効果を最大限に活かせる要素が揃っています。

このブログでは、RICOH GR IIIのイメージコントロール「HDR調」を使って撮影したみなとみらいの昼間の風景作例をご紹介します。

カメラの設定方法から実際の撮影テクニック、そして作例の解説まで詳しくお伝えしていきます。

GRⅢの表現力を最大限に引き出す方法を知りたい方、みなとみらいで印象的な写真を撮りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

使用機材

こちらのRICOH GRⅢを使用しています。

GRⅢのバッテリーは消耗が早いので、予備バッテリーは持っていた方が安心です。

チャージャーも用意しておくと充電しやすくて非常に便利ですね。Type-Cでできます。

晴れの日のおすすめ撮影設定

以下は晴れの日の撮影設定です。

撮影モードM(マニュアル)
シャッタースピード1/250
絞りF11
ISO感度オート(上限3200)
ホワイトバランスオート
イメージコントロールスタンダード(後からカメラ内現像で変更)

起動まで0.8秒というGRⅢの利点を活かすには、「良い!」と思った瞬間に撮れるという点です。

すかさず撮っても手ブレ補正のおかげでよっぽどじゃない限りブレないのも魅力。

もっと追い込むことも出来ますが、基本的にはこの設定で据え置いておくことで、考え事を減らすことができました。

イメージコントロールとは?

RICOH GR IIIの「イメージコントロール」は、撮影時に写真の仕上がりを自在に調整できる機能です。

この機能は「画像設定」と「エフェクト」を統合したもので、撮影者が求めるテイストをリアルタイムで確認しながら反映させることができます

他社との違い
RICOHのイメージコントロールは、FUJIFILMの「フィルムシミュレーション」やCanonの「ピクチャースタイル」などと同様に、アナログフィルムを意識した仕上がりが特徴ですが、特にGR IIIでは直感的な操作性と細かな調整機能が強みです。

今回の場合は「スタンダード」で撮影し、カメラ内RAW現像機能で「HDR調」に変更しました。

カメラ内RAW現像の手順

RICOH GR IIIでのカメラ内RAW現像は、撮影後にRAWデータをカメラ内で加工し、JPEGとして保存できる便利な機能です。以下にその具体的な操作手順を説明します。

  1. 記録形式を確認
    RAW現像を行うには、撮影時に記録形式を「RAW」または「RAW+JPEG」に設定しておく必要があります。JPEGのみの設定では現像ができないため、事前に確認してください。
  2. 現像したい画像を選択
    カメラの再生モードで、現像したいRAWファイルを表示します。十字キーを使って目的の画像まで移動してください。
  3. RAW現像モードに入る
    再生画面でカメラ左側面の録画ボタン(またはMENUボタンから「RAW現像」を選択)を押すと、RAW現像画面が表示されます。
  4. パラメータの調整
    RAW現像画面では以下のパラメータを調整できます:
    • JPEGサイズ
    • アスペクト比
    • ホワイトバランス
    • イメージコントロール(例:ネガフィルム調やポジフィルム調など)
    • 明るさやコントラスト
    • 周辺光量補正(ビネッティング)など。
    十字キーで項目を選び、微調整を行います。設定内容はリアルタイムでプレビューされるため、好みの仕上がりになるまで調整可能です。
  5. 現像実行
    設定が完了したら、「OK」ボタンを押して現像を実行します。JPEGとして新たに保存されるため、元のRAWデータはそのまま残ります。
  6. 追加編集や終了
    現像後、同じRAWファイルで別の設定を試したい場合は「継続」を選択し、再度編集可能です。終了する場合は「終了」を選びます。

GRⅢでスナップを撮った作例

それでは、RICOH GR IIIのイメージコントロール「HDR調」を活用して撮影したみなとみらいの昼間の作例をご紹介します。

これらの写真は、通常の撮影では捉えきれない空と建物のコントラスト、水面の反射、そして都市の細部までをHDR調ならではの独特の雰囲気で表現しています。

特に水面などは違いが顕著ではないでしょうか。

スタンダード

HDR調

スタンダード

HDR調

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changkama

Japan,Tokyo
GRIIIを買った筆者が、旅行や散歩で撮った写真やGRIIIのTipsを発信するためのブログです。
普段はライブフォトを趣味に撮っています。カメラ歴5年の趣味フォトグラファー。

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